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複数店舗内装コラム

ソリドの内装費用で失敗しない総額比較や見せ場戦略をまるごと解説!リアル事例でわかる納得の選び方

更新日: 2026年04月29日 投稿日: 2026年04月29日
  • #内装工事全般
  • #その他
ソリドの内装費用

ソリドの内装費用を「材料が1㎡あたり約6000〜9000円」とだけ捉えて判断すると、ほぼ確実に読み違えます。KMEWのSOLIDOは、typeFやtypeM_FLATといったセメント系内装材としては魅力的な質感と耐久性を持ち、外壁用としても知られる商品ですが、実際に店舗やオフィスに貼る段階になると、施工費や下地補強、副資材、工期の伸びが総額を大きく動かします。クロスや塗装、タイル、モルタルと比較した時のポジションを整理せず、「高いか安いか」の印象だけで決めること自体が、最初の損失です。

本記事では、SOLIDOの種類別価格を前提に、内装で使う時の㎡単価と坪単価、6畳や20坪といった現実的な面積での概算、全面ではなく見せ場に集中させて3〜4割コストを削る発想まで、事業用内装の数字に落とし込みます。さらに、LGSや合板下地の条件、重量オーバー、経年変化やメンテナンスの誤解など、施工マニュアルだけでは見えないリスクも整理し、ブランドイメージと工期、空家賃のバランスをどこで取るべきかまで踏み込みます。読み進めていただくことで、「どこにどれだけSOLIDOを使えば、内装費用に対して納得のリターンが得られるか」を具体的に判断できるようになります。

ソリドの内装費用はなぜ高く感じる?材料費と施工費の内訳を徹底解剖

「スタバみたいな壁にしたい」と話が始まり、「思ったより高いんですね」で一度空気が止まる。現場ではこのやり取りが本当に多いです。高く“感じる”理由は、単純に材料が高いからではなく、材料費・施工費・下地・副資材がまとめて一気に乗ってくる仕組みにあります。

まずはその内訳をバラし、どこにお金が乗っているのかを見える化してみます。

SOLIDO typeFやtypeM_FLATなど種類別の材料単価を分かりやすく整理

ケイミューのSOLIDOは、typeF、typeM_FLAT、typeM_LAP、coffee、shirasuなど複数のラインナップがあり、内装でも外壁でも使えるセメント系素材です。材料費はざっくり1㎡あたり6000~9000円(税抜の希望小売価格ベース)に集中します。

代表的なタイプを整理すると下のようなイメージになります。

種類 特徴 目安材料単価(税抜/㎡)
typeF ランダムな色ムラ・外壁兼用 約6000~7000円
typeF coffee コーヒー由来の深い色味 約7000円前後
typeF shirasu 調湿性寄りの仕上げ 約6000円前後
typeM_FLAT フラットな表情 約6500~8500円
typeM_LAP 横張り意匠に向くLAP形状 FLATよりやや高め傾向

この時点で、一般的な量産クロスの数倍の材料単価になります。ただ、ここだけ見て判断すると必ずブレます。実際の支払い額を左右するのは、このあとに効いてくる施工・下地のコストです。

材料費だけじゃわからない「施工費・下地・副資材」その正体を明らかに

内装にソリドを使うとき、現場で積み上がる主な費用は次の通りです。

  • 施工費(職人の手間賃)

  • 下地補強費(LGSピッチ調整、合板増し張りなど)

  • 副資材(専用ビス・金具・接着剤・パテ・研磨手間)

  • 割付・加工費(コンセントやサッシまわりの細かいカット)

ざっくりした構成イメージは次のようになります。

項目 目安の割合感(内装壁1㎡あたり) 現場で起こりやすいこと
材料費 40~60% カタログを見て「この値段ならいける」と思いやすい
施工費 25~35% クロスより重く硬いため手間が読みにくい
下地補強 10~25% 解体後にLGSピッチ不足が発覚して追加発注
副資材・諸経費 5~10% 専用ビスや接着剤、養生、残材処分などが散りばめ

現場で多いのは、「材料だけで判断して発注 → 解体後に下地不足が発覚 → 合板増し張りやLGS追加で数十万円アップ」という流れです。ソリドは1枚あたりの重量があるため、石膏ボード直貼りではNGな場面が多く、下地が足りないとそもそも貼れないケースも出てきます。

さらに、未経験の職人が担当すると、割付や研磨、コーナーの納まりに時間がかかり、結果として施工費が膨らみます。材料費だけを見ていると、この「現場コスト」が見えず、見積書を見て初めて「高い」と感じる構図になりやすいのです。

㎡単価と坪単価で見る、ソリドの内装費用は本当に割高なのか?

実際の支払いベースで考えるには、材料+施工+下地をまとめたトータルの㎡単価・坪単価で見るのが近道です。

店舗やオフィスの内装で、壁の一面をソリド仕上げにした場合のイメージは次の通りです。

内容 トータル目安単価
ソリド仕上げ(材料+施工+下地補強込み) 1㎡あたり約1.5~2.2万円
上記を坪換算(1坪≒3.3㎡) 1坪あたり約5~7万円前後

※面積が小さい場合や開口部が多い場合は、割付や加工が増える分だけ単価は上振れしやすくなります。

この数字だけ見ると、「クロスよりずっと高い」のは事実です。ただ、30年クラスの耐久性や、塗装のような定期的な塗り替えが不要なことを考えると、「初期費用は重いが、長期のメンテナンスコストは軽い」ポジションに入ります。

業界人の目線で言うと、ソリドを全面ではなくレジバック・受付・フォトスポットなど“売上に直結する壁”に集中投下した場合、広告費に近い感覚で元が取れているケースが多いです。
どこまでをそのゾーンにするかを、数字と動線をセットで決めていくことが、費用を「高い出費」で終わらせず「投資」に変える一番のポイントになります。

クロス・塗装・タイルと比べた時のソリドの内装費用はどんな位置づけ?

「スタバっぽい壁にしたいけど、財布が悲鳴を上げないラインはどこか」を決めるには、ほかの仕上げと同じ土俵で比べるのが近道です。ここでは、クロス・塗装・タイル・モルタルと並べて、SOLIDO内装がどのポジションにいるかを整理します。

一般的なクロス仕上げと比べて費用は?耐用年数や質感の差も大公開

ザックリのレンジ感は次の通りです。(材料+施工の目安)

仕上げ ㎡あたり費用感 耐用イメージ 質感・見え方
ビニールクロス 2,000〜4,000円前後 7〜10年で貼替多め フラットで均一、傷にやや弱い
水性塗装(PB下地) 3,000〜6,000円前後 汚れ方で再塗装 マット〜ツヤまで選択可
SOLIDO内装(typeF/typeM) 9,000〜15,000円前後 20〜30年想定 セメント素地のムラ・研磨感

SOLIDOの材料価格はtypeF coffeeやtypeM FLATで1㎡あたり6,000〜9,000円前後に収まりやすく、ここに施工・下地調整が乗ってきます。クロスの2〜3倍という感覚は妥当ですが、耐用年数と世界観はまったく別物です。

クロスは「気軽に張り替えて雰囲気チェンジ」、SOLIDOは「店舗の顔を長く支える外装グレードの内装材」という立ち位置です。特にshirasuのような調湿系は、湿気の多い路面店で空調負荷を抑えたい場面で効いてきます。

タイルやモルタル仕上げと徹底比較!ソリドの内装費用が活きる“得意な場所”

「高そう」と言われがちなSOLIDOですが、タイルや左官モルタルと同じゾーンで比べると見え方が変わります。

仕上げ ㎡あたり費用感 職人依存度 得意なシーン
タイル貼り 12,000〜20,000円前後 高い 水まわり・重厚感のある壁
左官モルタル(現場塗り) 10,000〜18,000円前後 非常に高い 一点物の表情を出したい壁
SOLIDO(typeM FLAT等) 9,000〜15,000円前後 中〜高 均一すぎない素材感を安定して量産したい壁

タイルやモルタルは、職人の技量とその日のコンディションで仕上がりが振れやすく、複数店舗展開では「1号店と2号店の雰囲気が微妙に違う」という悩みがよく出ます。

SOLIDOは工場でセメント系素材をプレート化した窯業系平形スレートサイディングなので、typeM FLATやtypeM LAP、typeF coffeeなど、ある程度「狙った表情」を揃えやすいのが強みです。特にカフェや物販で、

  • レジ背面

  • フィッティング付近

  • フォトスポット

のように、写真に必ず写る面にはタイル並みの存在感を、タイルより抑えた費用感でつくりやすくなります。

「ソリドは高い」と言われがちなワケは実はここ!イメージに惑わされない選び方

現場でよく聞く「高かった」という声の多くは、材料価格よりもギャップの問題です。

  • 外壁グレードの素材を内装に使っている意識がない

  • クロス基準で㎡単価を想像している

  • 下地補強や専用金具、接着工法の手間を見落としている

結果として、見積書に「SOLIDO一式」「下地追加」と並んだ瞬間に高く感じるパターンが多いです。外装材としても使われるKMEWのSOLIDOを室内に持ち込む時点で、ポジションとしてはクロスや塗装ではなく、タイル・モルタルと同じカテゴリの投資と考えた方がズレがありません。

イメージに振り回されないためには、

  • 一般壁はクロスや塗装

  • 視線が集中する1〜2面をSOLIDO

  • ロゴや照明とセットで「写真映えする面」に集中投資

という配分を最初から前提にしておくことがポイントです。こうすると、同じ予算でも「なんとなく全部良い店」ではなく「どこを撮ってもブランドが伝わる店」に寄せやすくなります。

6畳の部屋から20坪の店舗までソリドの内装費用をケース別でざっくり計算

「スタバみたいな壁にしたいけど、実際いくらかかるのかサッパリ…」という声を現場で本当によく聞きます。ここでは、住居の一室から20坪クラスの店舗まで、使い方別にざっくり財布感覚でつかめる数字に落としてみます。

6畳や10畳のアクセントウォールに使うと何円?ソリドの内装費用シュミレーション

KMEWのSOLIDO(typeF、typeM FLATなど)は、材料費だけで1㎡あたりおよそ6000〜9000円が目安です。内装ではこれに施工費・下地調整・接着剤などが乗るので、総額は「材料の1.5〜2倍」になりやすい感覚があります。

6畳・10畳でよくある「1面だけアクセントウォール」のイメージをまとめると、次のようになります。

部屋サイズ 想定壁面積の目安 仕上げ範囲 概算総額目安(材料+施工+下地)
6畳 約8㎡ 1面のみ 10万〜15万円
10畳 約12㎡ 1面のみ 15万〜25万円
10畳 約20㎡ 2面 25万〜40万円

差が出るポイントは、既存下地の状態とコンセント・スイッチの数です。合板下地が入っていない石膏ボードだけの壁だと、SOLIDOはセメント系で重量があるため、合板増し貼りやLGS補強が数万円単位で追加になるケースが少なくありません。

チェックしておきたいのは次の点です。

  • 壁の中に合板下地が入っているか

  • コンセントやスイッチの移設が必要か

  • 端部を見切り材(Lアングルなど)で納めるかどうか

ここを早めに握っておくと、6畳や10畳でも見積が後から膨らみにくくなります。

20坪前後のカフェや物販店に貼るならソリドの内装費用はいくらかかる?

20坪(約66㎡)クラスのカフェ・物販店では、「入口〜レジ周り」「席側のフォトスポット」「フィッティング周辺」など、視線が集中する帯にSOLIDOを使うケースが多いです。

よくある3パターンを、ざっくりモデル化すると次の通りです。

店舗規模・使い方 SOLIDO面積の目安 概算総額目安(内装用)
20坪カフェ・レジ背面だけ 約10㎡ 15万〜25万円
20坪物販・入口〜メイン壁1面 約20㎡ 30万〜45万円
20坪美容室・レセプション+セット面側 約30㎡ 45万〜70万円

ここには、typeF coffeeやtypeM FLAT、typeM LAPなどSOLIDOの材工だけでなく、割付図作成・下地補強・端部役物の加工工賃も含めたレンジを想定しています。

20坪クラスでありがちな落とし穴は、解体してから下地の実態が分かることです。柱位置やLGSのピッチ次第で、

  • 想定よりビスが効かず、合板下地の追加が必要

  • サッシまわりやカウンターとの取り合いで、カット枚数が増えて手間がアップ

という形で数万〜十数万円の増額になることがあります。工期にも影響するため、スケジュールに1〜2日ほどの余白を見ておくと安心です。

全面じゃなく“見せ場集中”でソリドの内装費用を3〜4割抑えるコツ

事業用内装の現場感覚でいうと、SOLIDOを「全面」に貼るより、売上に直結する“見せ場”に集中投資した方が、費用対効果は高くなりやすいです。

費用を3〜4割抑えつつ、ブランド感は落とさないための考え方をまとめると、次のようになります。

  • 視線の起点だけに使う

    入口正面・レジ背面・受付カウンター背面・フォトスポットなど、「スマホで撮られやすい壁」だけSOLIDOにして、他面は塗装やクロスにする。

  • 高さを絞る

    天井まで全面ではなく、カウンター天端+数百mm上までなど「帯状」に貼ると、面積を2〜3割減らしつつ、十分なインパクトを出せます。

  • ロゴ・照明とセットで設計する

    ロゴサインやライティングレール、ブラケット照明をSOLIDO面に集中させると、「ここが店の顔です」というメッセージ性が一気に高まります。

  • 外壁との連動を狙うならポイントだけ

    既に外装でSOLIDOや窯業系サイディングを使っている建物では、内装は入口まわりの一部だけSOLIDOにして、素材の“つながり感”を演出するだけで十分な場合も多いです。

体感として、当初「全面SOLIDO」で出発した計画を、上記のように見せ場集中へ組み替えると、総額で3〜4割のコストダウンになりながら、写真映えやブランド感はむしろ強くなることがよくあります。業界人の目線では、坪単価を上げることよりも、「どの1〜2枚の写真で集客するか」を決めて、その背景にSOLIDOを置く発想が鍵だと感じています。

ソリドの内装費用で後悔?現場あるあるトラブルと防ぐ方法

「スタバみたいな壁にしたい」と盛り上がった打合せが、工事後に「思ったのと違う…」に変わるケースは少なくありません。SOLIDOはKMEWの高性能セメント系素材ですが、内装で使う時は外壁以上に“現場目線”がものを言います。

下地不足・重量オーバー・欠けやすさ…施工業者が本当に気になるポイントとは

SOLIDOはセメント系で1枚あたりの重量があり、クロスと同じ感覚で下地を組むと危険です。とくにLGS下地のピッチや合板の有無を読み違えると、追加工事と工期延長につながります。

よくあるリスクを整理すると次の通りです。

ポイント 起きやすい原因 防ぎ方
下地不足 既存の石膏ボードのまま貼ろうとする 事前にビスピッチ・LGS位置を開口して確認
重量オーバー 軽量壁仕様のまま採用 SOLIDO対応の下地仕様とビス間隔を図面に明記
欠け・割れ typeF・typeM_FLATの小口保護不足 搬入〜施工まで角養生と立て掛け禁止を徹底

美容室やカフェのように人目につく場所ほど、欠け1カ所がブランドイメージに直結します。職人任せにせず、どこまで補強と養生をするかを見積段階で確認しておくと安心です。

経年変化・色ムラを味と楽しむ?内装費用で後悔する前に知るべきこと

SOLIDOは外装・内装兼用で、typeMやLAP、coffee、shirasuなどは「経年変化」と「色ムラ」を前提にした素材です。ここを理解していないと、完成直後から「ムラがある」「汚れている」と後悔しやすくなります。

とくに内装では、照明計画との相性がシビアです。

  • ダウンライトを壁近くに寄せすぎる

  • スポットライトを強く当てる

  • 昼白色と電球色が混在している

こうした条件が重なると、同じ価格の材料でもムラ感が強調されます。逆に言えば、照明をうまく設計すれば、6畳のアクセントウォールでも高級タイル並みの奥行きが出せます。メンテナンスは基本的に再塗装ではなく、汚れの許容範囲をどこまでとするかの“ルール決め”が大切です。

施工マニュアルだけじゃわからないLGS・合板下地の盲点

KMEWの施工マニュアルや設計施工資料は必ず押さえるべきですが、実際の店舗やオフィスでは「教科書どおりにいかない」場面が頻発します。業界人の目線で、マニュアルに書ききれない盲点を挙げます。

  • 既存LGSのピッチがバラバラ

    解体してみると、住宅仕様でLGS間隔が広く、SOLIDO対応のビス位置が取れないケースがあります。この場合、LGSの増設か合板増し張りが必要になり、費用も工期も増えます。

  • 合板の厚みとビス長さのミスマッチ

    typeM_FLATやtypeFはビス留め位置がシビアです。合板が薄いとビスが効かず、厚すぎると壁全体の出寸法が変わり、カウンターやサッシとの取り合いが狂います。

  • 割付と下地位置が噛み合わない

    図面上の割付だけで決めてしまい、いざ現場でLGS位置と合わずに割付変更→カット数増加→欠けリスク増、という流れはよくあります。割付図と下地図を同時に確認するプロセスが欠かせません。

内装費用を抑えたいほど、下地をギリギリにしたくなりますが、SOLIDOは“ギリギリ設計”と相性が良くありません。外壁用としても使われるだけの重量と硬さを持つ素材なので、最初に下地と割付に時間と予算を少し乗せておく方が、結果的に総額を守りやすいと感じています。

店舗・オフィスでソリドを使うなら「ここに効かせる!」貼り場所アイデア

スタバのような無機質でかっこいい壁を、限られた予算でどこに効かせるか。ここを外すと、材料も工賃も“高い外装材を室内に貼っただけ”で終わってしまいます。

カフェ・美容室・物販店で“元が取れる”ソリドの内装費用とおすすめスポット

同じSOLIDOでも、貼る場所しだいで売上への寄与がまったく変わります。カフェや美容室、物販店では次の3カ所が鉄板です。

業態別の「貼ると元を回収しやすい場所」

業態 おすすめ位置 狙い
カフェ レジ背面・客席の1面 会計時の印象と写真映え
美容室 レセプション・セット面背面 初回来店の信頼感アップ
物販店 フィッティング横・ブランド棚背面 単価の高い商品の背景演出

全面をSOLIDOにするより、視線が必ず集まる“1〜2面だけ”に集中投資した方が、材料も施工も3〜4割は圧縮しやすいです。特にtypeFやtypeM FLATはコーヒーやセメントのラフな質感が強いので、商品やメニューが主役になる位置にだけ使うとバランスが取りやすくなります。

フィットネスやオフィス受付でロゴ・照明・家具との相性を活かすポイント

フィットネスやオフィスでは、「ブランドロゴと一緒にどう見えるか」が勝負です。SOLIDOのtypeMやLAPは外壁でも使われる無機質な表情が特徴なので、ロゴや照明との関係を先に決めてから割付を考えた方が失敗が減ります。

ロゴ周りで押さえたいポイントは次の通りです。

  • ロゴの幅に合わせて目地位置を調整し、文字が目地にかからないようにする

  • ダウンライトやスポット照明をロゴのやや手前に配置し、セメント素材の陰影を強調する

  • 受付カウンターの天板色(木・黒・白)とSOLIDOの色味を事前に並べて確認する

フィットネスのフリーウェイトゾーンや、オフィスの来客用ラウンジ1面だけをSOLIDOにするだけでも、「賃貸オフィスをKMEWの外装材で一気にグレードアップした」印象をつくれます。

サッシまわり・家具・照明まで「SOLIDO」との相性をしっかりチェック

現場で多いのは、サッシや造作家具との納まりを詰めずに発注して、施工当日にバタつくケースです。SOLIDOは外装用サイディングと同じくmm単位の厚みがあるため、周囲との段差を事前に読んでおく必要があります。

チェックしておきたいのは次の3点です。

  • サッシまわり

    • 既存の窓枠よりSOLIDOの厚み分だけ出っ張るかどうか
    • カーテンレールやブラインドの金物位置と干渉しないか
  • 家具まわり

    • 造作カウンターや可動棚を先に固定すると、後からSOLIDOが差し込めないことがある
    • 重量があるため、LGSや合板下地の位置を家具図と一緒に共有しておく
  • 照明計画

    • 均一なベタ照明だと、せっかくのセメント素材のムラ感が死んでしまう
    • スポットやライン照明を壁から少し離して設置し、陰影で立体感を出す

外壁用として開発されたKmewの素材を内装に持ち込む以上、「かっこよさ」と同時に下地・納まり・メンテナンスの手間まで一度に設計することが、最終的な価格を抑えつつ満足度を上げる近道だと感じています。

ソリドの内装費用を賢く抑える工事の流れと見積もりの落とし穴

「スタバみたいな壁にしたい」と思った瞬間から、財布のヒモとの戦いは始まっています。セメント系内装材SOLIDOを味方につけるか、ただ高い素材で終わらせるかは、工事の流れと見積もりの読み解き方でほぼ決まります。

解体から下地確認・割付・施工まで追加費用が増えるタイミングはどこ?

SOLIDOは外壁用サイディングに近い素材で、クロスより重く硬いぶん、工事の流れの中で追加費が出やすいポイントがはっきりしています。

工程 よく出る追加項目 内容の例
解体 下地のやり替え 石膏ボード不適合、古い合板のやり直し
下地確認 LGSピッチ調整・合板増し張り typeM FLATやtypeFをビス留めできる芯が不足
割付・墨出し 端部の見切り材・コーナー金物 LAP納まりでの見切り追加
施工 研磨・補修・追加人件費 欠け対策、カット手間増
仕上げ最終確認 塗装補修・シーリングの追加 サッシまわりや設備との取り合い

特に下地確認のタイミングで、「このままではSOLIDOを安全に留められない」と判明し、LGSの補強や構造用合板の増し張りが発生しやすいです。ここを事前に想定していないと、見積もりが一気に膨らみます。

見積書の「ソリド一式」には本当は何が含まれていないのかを見抜く方法

見積書で最も危険なのが、一式表記に甘えることです。特に以下が分かれているかどうかは必ず確認したいポイントです。

項目 一式に含まれがち 実際は別計上になりやすいもの
SOLIDO材料費 typeM・typeF・coffeeなど種類差額
施工費(貼り工賃) 高所作業・夜間作業加算
下地調整・補強 × LGS補強、合板張り、モルタル下地
副資材 専用ビス、接着剤、見切り材、コーナー材
研磨・面取り・補修 × 欠け補修、角の仕上げ手間
産廃処分(既存仕上げ) 既存タイル・モルタルの処分

チェックのコツは、「SOLIDOを貼る前の費用」と「貼った後の周辺仕上げの費用」が別行で見えているかどうかです。例えば、サッシまわりのシーリングや隣接するクロスの張り替えが抜けていると、後から必ず追加請求になりやすい部分です。

経験豊かな業者を見抜く!ソリドの内装工事で聞いておきたい質問リスト

SOLIDOはKMEWカタログや設計施工マニュアルを読むだけでは足りず、実際に何件か触っていないと分からない“クセ”があります。業者選びでは、次のような質問を投げてみると腕前が見えやすくなります。

  • これまでに扱ったSOLIDOの現場は、外壁と内装合わせて何件くらいありますか

  • typeM FLATとLAP、typeFで施工性の違いをどう感じていますか

  • 下地はLGSと合板どちらを推奨しますか。その理由は何ですか

  • 経年変化や白華の説明は、お客様にはどの段階でどのようにしていますか

  • カフェや美容室、オフィス受付など、事業用内装での施工事例はありますか

  • 割付図や仕上げ見本を事前に出してもらうことは可能ですか

これらに具体的に答えられる会社は、ソリドの内装費用を“ただ高い素材”ではなく“映える投資”に変える段取りを知っていることが多いです。現場での体験として、質問に詰まる業者ほど、工期の読み違いや下地不足で最終的な総額がブレやすいと感じます。

複数店舗やリニューアルで攻める!ソリドの内装費用を経営目線で考える

「映える壁」を武器にしつつ、オープン日も予算も死守する。その両立を狙うなら、ソリドは“デザイン材”ではなく“投資ツール”として組み立てた方がうまくいきます。

ブランド統一感は?各店舗の「ソリド比率」と費用バランスの設計術

複数店舗を持つオーナーの悩みは、「どこまで内装をそろえるか」です。ソリドは色味と質感がはっきりしているため、ブランドイメージの“軸”にしやすい素材です。

目安として、内装の仕上げ面積に対するソリドの比率を決めておくとブレません。

店舗タイプ ソリド比率の目安 貼る場所の例 狙える効果
カフェ・物販1号店 20〜30% レジ背面・入口正面 世界観の柱づくり
2〜3号店 10〜20% 入口〜レジの一面 施工コスト圧縮しつつ統一感
FCモデル 5〜15% ロゴ壁・フォトスポット ロイヤリティに載せやすい標準仕様

ルールは「必ずロゴの背面には使う」など“場所で決める”ことです。面積ではなく“シーン”で統一すると、物件ごとの形状が変わってもブランドイメージが崩れません。

工期と空家賃、ソリドの内装費用で伸びる日数とリターンのバランスとは

ソリドはクロス仕上げより、割付・下地調整・カット作業に時間がかかる工法です。感覚的には、同じ面積のクロスよりも1〜2日ほど工期が延びるケースが多くなります。

項目 クロス中心 ソリド採用(アクセント中心)
仕上げ工期の目安 1日 2〜3日
職人の段取り 1職種で完結 LGS・合板・仕上げ職人が分業
空家賃への影響 少ない 1日あたり賃料×延長日数

例えば、月賃料90万円の物件で、ソリド採用により工期が2日伸びるとします。1日あたりの空家賃は3万円前後です。追加の空家賃6万円を払ってでも、「開店初日から写真を撮りたくなる壁」ができるかが判断軸になります。

体験として、インスタ経由の集客が強い美容室では、レジ背面のソリド壁1面が初月の新規予約数に直結したケースがありました。写真に映り込む“背景”として価値を生むなら、空家賃数日分は十分回収できる範囲になります。

ソリドを軸にした標準仕様づくりで多店舗展開がラクに!

多店舗展開を視野に入れるなら、「ソリドをどの型で使うか」を最初から決めておくことが重要です。

  • 仕上げ材:typeFかtypeM_FLATかを固定(外壁と兼用するかも含めて選定)

  • 色・シリーズ:coffeeやshirasuなど、ブランドカラーに合う1〜2色に絞る

  • 納まり:LGS下地+合板か、直貼りかをモデル化

  • 照明:ダウンライト角度やブラケット位置を標準ディテールとして図面化

この「標準仕様」があると、2店舗目以降は設計・見積の検討時間が一気に短縮されます。職人側も同じ工法で回せるため、ソリド経験値が溜まり、割付ミスや欠け・割れといったリスクも減少します。

業界人の目線で言うと、ソリドは“毎回アドリブで使うと高くつく素材”です。逆に、ブランドの基準として型をつくってしまえば、費用も工期も読める武器になります。経営目線では、この「読める状態」に持っていけるかどうかが勝負どころです。

ソリドの内装費用で迷った時にプロが教える相談の進め方

図面段階で決めておきたい!あとで後悔しないソリドの内装費用ポイント

ソリドを使うか迷う段階で、最初に決めるべきは「どの壁を勝負壁にするか」です。材料がSOLIDOでもtypeFかtypeM FLATかで単価が変わり、さらに下地や施工手間で内装全体のバランスが揺れます。

平面図にペンで書き込みながら、次の3点を早い段階で固めると、後戻りコストを大きく減らせます。

  • 視線が最初に当たる壁(入口正面、受付背面、レジ背面)

  • 写真に最も写る壁(カフェの客席側、美容室のセット面背面、物販のフォトスポット)

  • 重量に耐えられる下地が取りやすい壁(LGSの位置、合板の有無)

図面打合せで、設計担当や施工会社に次のように伝えると精度が上がります。

  • ソリドを貼る候補の壁

  • 天井までか腰までかの高さ

  • ロゴサインや照明をどこに仕込むか

これを最初に共有しておくと、KMEW SOLIDOの厚みや重量を考えたLGSピッチ調整や合板下地の有無を、構造から設計できます。後から「ここもソリドにしたい」が出るほど、追加の下地工事と工期が膨らみやすい印象です。

予算内で「ここにソリドを集中する」失敗しない費用配分術

ソリドは外壁材としても使われるセメント素材なので、クロスより施工費が上がりやすく、そのまま全面に貼ると予算を圧迫します。店舗やオフィスでは、貼る面積より回収できる効果で判断する方が結果的に財布に優しいです。

費用配分のイメージをざっくり整理すると次のようになります。

費用のかけ方 ソリド比率 向いているケース ポイント
勝負壁集中型 壁面積の10〜20% カフェ・美容室・物販 レジ背面やフォトスポットだけSOLIDO
ゾーン限定型 30〜40% 受付一体のオフィス 受付・会議室の一部にtypeM FLAT
世界観重視型 50%以上 ハイエンドサロン 工期と空家賃の増加を前提に検討

クロス仕上げの壁をベースにして、ソリドを貼るのは「写真に残る壁」と「お金が動く場所」だけに絞るのがコスパが高い配分です。具体的には次のような組み合わせが多いです。

  • カフェ: レジ背面+客席側1面だけSOLIDO、他は塗装

  • 美容室: セット面背面だけtypeF coffee、待合はクロス

  • 物販店: 試着室前のフォトスポットをSOLIDO、バックヤードは量産クロス

材料単価よりも、カット手間と細かい割付で施工費は大きく変わります。開口部が多い壁より、長手方向でスパッと貼れる壁に集中させると、同じ面積でも工賃を抑えやすくなります。

UP店舗が日々感じる事業用内装のリアルな費用感とソリド活用アドバイス

事業用内装の現場では、ソリドを検討するタイミングで次の3点を一緒に整理すると、後からのブレが一気に減ります。

  • 開業までの猶予日数と空家賃

  • 1店舗あたりの内装予算上限

  • 写真やSNS投稿をどこまで集客に使うか

ソリドは、クロスより工期が1〜2日伸びるケースがあり、その間の賃料や人件費も実質的な価格に乗ってきます。一方で、受付背面やロゴサインまわりをSOLIDOにするだけで、撮影スポットが自然に生まれ、広告費をかけなくても写真が拡散しやすくなります。

事業者向け内装工事に携わる立場からの実感としては、「全面SOLIDOで世界観を作る」より、「客単価と集客に直結する2〜3面に全力投資する」方が、手残りが増えやすいと感じます。図面段階でこの考え方を共有し、どの壁に投資すべきかを一緒に決めていくと、ソリドは数字にもデザインにも効いてくる素材になります。

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